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民法改正運動の展開 - 2004年
よくぞ言ってくれた!

なんと、民法改正の実現を期待するなら、自民党ではなく、
民主党であると、はっきり述べているかたが、いらっしゃるのです。
「選択的夫婦別姓制度について」
http://plaza.rakuten.co.jp/paintbox/diary/200411280000/

やや長くなりますが、当該箇所を全部引用することにします。
わたしも、これと同意見であることは、このサイトを、
ここまでずっとご覧になられたかたなら、言うまでもないでしょう。
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民主党の基本政策に多種多様なライフスタイルを認め合って
共生を図って行くという考え方があるので、
夫婦別姓は、政権交代実現後にあっさり法制化されると思います。
しかし現状の自公政権下では、自民党内にも少数ですが
夫婦別姓を支援する議員さんがいるようですが、
法制化はかなり厳しい状況にあるようです。

私が思うに、夫婦別姓運動を行っているグループが、
今政権の座にあるからと言って自民党に対して働きかけを
行っているのがそもそも間違いのように思います。
自民党の体質改善は一度野党に下って
既得権のしがらみを全部断ち切らない限り難しいと思います。
自民党に少数派の声まで聞く耳があるようには思えません。

民主党には夫婦別姓を公約に掲げていらっしゃる
枝野幸男さんや小宮山洋子さんや千葉景子さんのような議員さんが
既にいらっしゃるわけですから、話を持って行く先は、10人集まれば
どこにでも出て行って対話をする、と言っている民主党だと思います。
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自民党にも推進派議員は少しいるが、現在の自民党の体質では、
実現はむずかしいが、政権交代すれば、すぐに実現しそうだという予測など、
わたしが、これまで言ってきたことと、まったく同じです。

また、ここで言われている、「今政権の座にあるからと言って
自民党に対して働きかけを行っている」グループが、
「夫婦別姓選択制実現協議会」であることは、すぐにわかるでしょう。
(ウェブサイトを見たのだと思います。)

これも、「そもそも間違いのように思います」と、はっきり言っていて、
わたしは、これを見て、「よくぞ言ってくれました!」と思いましたよ。
インターネットの市民活動家たちの方針についての、
まともな批判なんて、めったに聞かれないので、
とても新鮮なものを、わたしは、感じてしまいましたよ。

このブログは、『べそかきpaintboxの言いたい放題』というタイトルで、
ブログ作者は、paintboxさんという男性のかたです。
離婚時の共同親権の実現を望んでいて、そこから、
民主党に興味を、お持ちになったようで、
それで民主党の議員に、働きかけていらっしゃります。

日本では、離婚すると、父と母のどちらかの片親親権しか認められず、
親権の取り合いで、壮絶な争いが起きることもあります。
多くの場合、母親が親権を持つことになるので、
父親は親権を持てず、paintboxさんのように、
子どものことで、苦労されるかたも出てくることになります。
欧米の民主主義国でも、共同親権が認められないのは、
イギリスだけで、この点でも日本は、立ち遅れていることになります。

paintboxさんは、民主党の議員と、よく意見交換をなさるようです。
選択別姓のことも、お聞きする機会が多いようで、
エントリを見てもわかるように、よく理解してくださっています。
メールマガジン「ヴィーナスはぁと」157号の、
「読者からの質問(なぜ、夫婦別姓が必要なのか)」で回答していた、
小宮山さんの記事をご覧になって、ブログでも話題にしたようです。
http://www.rosetta.jp/venus/v160.html


paintboxさんご自身は、選択別姓に対する必要性はなく、
直接の当事者というわけではないのですが、
そうした外部のかただから、「自民党に働きかけるのは、
そもそものまちがい」と、はっきり批判を言えるのもあるのでしょう。

当事者だと、早く実現してほしい気持ちから、
「自民党の推進派にお願いすれば、なんとかなるかも」と、
どうしても思ってしまい、政権交代をめざすなんて、
悠然とかまえることが、なかなかできないのかもしれないです。
「政権交代に期待することは、実現をあきらめた人です」という、
市民活動家たちのアジテーションが、これに拍車をかけるでしょう。

あるいは、自民党政権での実現性に疑問があっても、
実現可能性を信じて活動している、ほかのかたに気を遣って、
あえてなにも言わないのかもしれないです。
さらに、市民活動家たちの中には、自分たちの活動方針を
批判されることが、猛烈に嫌いなかたも多いです。
彼女たちの怒りを恐れて、だまっているかたもいるのでしょうか。

わたしは、自民党支持の市民団体は、こんな調子ですよと、
「氏名の会」の代表世話人氏のウェブサイトを、
paintboxさんに、紹介したことがありました。
「フツーの人にできること」「国会議員へのメールや手紙の書き方」も、
ご覧になったのですが、「どうして自民党議員にメールを出しても、
ぜんぜん返事がないのか、ようやくわかった」と、おっしゃりましたよ。

ようするに、一般的なレベルでていねいな文章では、
相手にされないのであり、相当に頭を下げて、へりくだった書きかたにしないと、
自民党議員は、取り合ってくれないということです。
一般市民の言うことを聞いたところで、お金にも票にもならないので、
いちいち相手にする気になれない、ということかもしれないです。

ネットの選択別姓の市民団体も、ひたすら低頭平身を続けて、
ようやくにして、相手にしてもらえたのでしょう。
(「氏名の会」の代表世話人も、お願いするという気持ちで書けとか、
メールの書きかたを、会のMLで、こと細かく指導していましたよ。)
そうした経緯があるので、なおさら彼女たちは、
自民党支持をやめられないのも、あるのかもしれないです。


paintboxさんは、エントリで、「話を持って行く先は、
10人集まればどこにでも出て行って対話をする、と言っている
民主党だと思います」と、書いていらっしゃいます。
民主党議員からは、自分のメールの返事は、いただけるとのことでした。

民主党には、一般市民の要望でも、まともに取り合う議員が、
概して多いようですし、メールにも、ていねいに返事することが多いようです。
自分のことを、「○○センセイ」とは呼ばせない、なんて議員も、
いらっしゃって、こうしたかたは、一般市民とのあいだに、
距離を作らないようにしているのでしょう。
「市民が主役」と言うだけのことは、あるのだと思います。

いずれにしても、一般市民のお話でも、同じ目線に立って、
親切に聞いてくださる人たちより、一般市民なんて、
自分たちにへりくだって当然と言わんばかりの、
お高く止まった人たちを、インターネットの選択別姓の、
市民団体の人たちは、ありがたがって応援するようですね。

参考文献、資料
  • ヴィーナスはぁと 第157号 2004年11月25日
    http://www.rosetta.jp/venus/v160.html
    「読者からの質問(なぜ、夫婦別姓が必要なのか)」というコーナーがある。

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